皇居東御苑の自然・生き物情報(令和5年8月25日)

皇居東御苑の近況や皇居東御苑花だよりをはじめ、皇居東御苑で観察できる野鳥昆虫の情報を掲載しています。

   お願い
   植物・野鳥・昆虫の観察にあたっては、苑路・小径からむやみに外れないで下さい。

書陵部北側では、コムラサキとシロミノコムラサキの実が色づいています。本丸休憩所周辺では、ヒマワリ(はるかのひまわり)の花が咲いています。二の丸池周辺では、サルスベリの花が咲いています。桜の島、野草の島周辺では、ノシランの花が咲いています。

我が背子に 我が恋ふらくは 夏草の 刈り除くれども 生ひしくごとし   万葉集 詠み人知らず
 
令和5年8月25日
写真 説明
ムクドリ
○果樹古品種園のムクドリ
頭が黒色で、頬に白斑があり、体は灰褐色です。地面や土中のミミズや昆虫を捕食します。
令和5年8月23日撮影
ハクセキレイ
○本丸ケヤキの芝生のハクセキレイ
尾を上下に振りながら、昆虫類などの餌を求めて歩き回ります。白と黒のコントラストがはっきりとした色合いです。
令和5年8月23日撮影
カイツブリ
○二の丸池のカイツブリ
カモのような水かきはありませんが、足の指にひれがあり、潜水して小魚や昆虫などを捕まえます。
令和5年8月24日撮影
アブラゼミ
○松の芝生周辺のセミの脱け殻
本丸の松の芝生周辺でセミの脱け殻を見つけました。幹に5個の脱け殻がありました。
令和5年8月23日撮影

写真:宮内庁