よくあるご質問

皇室について

  • Q. 現在の天皇陛下は何代目の天皇になるのですか。
  • A. 現在の天皇陛下は126代目の天皇になります。
  • Q. 天皇陛下の国事行為にはどのようなものがありますか。
  • A. 天皇陛下は、内閣の助言と承認により、国民のために、憲法の定める国事に関する行為を行われます。その中には、国会の指名に基づいて内閣総理大臣を任命すること、内閣の指名に基づいて最高裁判所長官を任命すること、国務大臣その他の官吏の任免を認証すること、国会を召集すること、法律や条約を公布すること、栄典を授与すること、大使の信任状を認証すること、外国の大公使を接受することなどが含まれています。
  • Q. 天皇皇后両陛下のご活動について教えてください。
  • A. 天皇皇后両陛下の過去のご日程については、天皇皇后両陛下のご日程でお知らせしています。また、ご日程に関わる宮中のご公務、行幸啓など(国内のお出まし)、国際親善についても、それぞれ紹介しています。

皇居・皇室関連施設について

  • Q. 宮殿はどのようなところですか。
  • A. 大きな屋根と柱・梁で構成される日本古来の建築美をいかした鉄骨鉄筋造りの地上2階、地下1階、延べ面積22,949平方メートル(6,942坪)の建物で、正殿(せいでん)、豊明殿(ほうめいでん)、連翠(れんすい)、長和殿(ちょうわでん)、千草・千鳥の間(ちぐさ・ちどりのま)など7つの棟から構成されています。 昭和43年10月に完成し、翌年4月から使用を開始しています。
  • Q. 宮殿はどのような時に使われていますか。
  • A. 新年祝賀の儀、親任式、信任状捧呈式、勲章親授式、国賓の宮中晩餐、ご会見を始め様々な行事が行われます。
  • Q. 皇居以外にも皇室に関連する建物などはありますか。
  • A. 皇居以外にも、赤坂御用地、御用邸、京都御所、桂離宮、修学院離宮、正倉院、陵墓、御料牧場、鴨場などがあります。
  • Q. 皇居は見学できますか。
  • A. 係員の案内による皇居の参観は事前の申込のほか、当日受付(先着順)も行っています。土曜日の参観も実施しています。例年、「みどりの月間」にちなんで4月と5月に行われている、皇居吹上御苑内の自然観察会は、事前の応募が必要です。
     皇居東御苑は、宮中行事に支障のない限り、無料で公開されています。
  • Q. 皇居東御苑はどのようなところですか。
  • A. 皇居東地区にある面積約21万平方メートルの皇居に附属する庭園です。昭和35年1月29日の閣議決定に基づき、皇居造営の一環として、皇居東地区の旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を皇居附属庭園として整備することになりました。昭和36年に着工し、昭和43年9月に完成しました。昭和43年10月1日から宮中行事に支障のない限り一般に公開されています。
  • Q. 皇居東御苑で見られる花にはどのような花がありますか。
  • A. 皇居東御苑では、様々な樹木や花々をご覧になることができます。現在咲いている花については、皇居東御苑花だよりに毎週末に掲載しています。
  • Q. 「はるかのひまわり」はどこに植えられていますか。
  • A. 皇居東御苑の本丸売店近くに植えられています。毎年7月~8月頃に花を咲かせます。開花時期には、皇居東御苑花だよりでお知らせしています。
    「はるかのひまわり」
    平成7年1月17日朝に起こった大震災で、加藤はるかさんという神戸の小学6年生が亡くなりました。その夏、少女の家にあった場所に咲いた大きなひまわりを、地域の人々が「はるかのひまわり」と名付け、その種子から各地で花を咲かせてほしいと願ってきました。平成17年1月、阪神淡路大震災の10周年追悼式典のために神戸を訪ねられた天皇皇后両陛下に、遺族代表の小学生がその種子を差し上げました。両陛下は、その種子を御所のお庭にお播きになってお育てになり、取れた種子を宮内庁に下さったものが、このひまわりになりました。
  • Q. 皇居の自然観察会はどのようなものですか。
  • A. 皇居吹上御苑での自然観察会は、皇居内の生物について詳細な生物調査が実施された成果を国民と分かち合いたいという天皇皇后両陛下のお考えを受けて実施されているものです。
  • Q. 皇居の生物調査の調査結果はどのようなものですか。
  • A. 西暦2000年(平成12年)における皇居内の生物について正確な記録を残し、その後の経年変化などを把握することが望ましいとの天皇陛下のお気持ちが発端となり、国立科学博物館による詳細な生物調査が実施されました。西暦2000年(平成12年)12月にその調査結果が発表されており、また動物についてはその後も追跡調査が行われ、西暦2006年(平成18年)3月にさらにその後の5年間の追跡調査結果が公表されています。皇居の生物相調査の概要については、国立科学博物館による皇居の生物相調査に掲載しています。
  • Q. 吹上御苑にはどれくらいの生き物が生息しているのですか。
  • A. 西暦2000年(平成12年)における皇居内の生物調査で、動物は3,638種類、植物は1,366種類が確認されました。コゲラやカワセミのほか、ベニイトトンボやヒキノカサなど貴重な動植物も多く生息しています。

京都御所について

  • Q. 京都御所にはどのような建物がありますか。
  • A. 京都御所は、その古来の内裏の形態を今日に保存している由緒あるものです。現在のものは安政2年(1855年)の造営で、紫宸殿を始めとして、清涼殿、小御所、御学問所、御常御殿などの御殿や、建礼門、宜秋門、建春門、清所門などの門があります。
  • Q. 京都御所を見ることはできますか。
  • A. 事前申込み不要でご自由にご覧いただけます。また、ご希望の方は職員による参観案内にもご参加いただけます。詳細や休み等の情報については宮内庁参観案内をご覧ください。
  • Q. 京都御所以外でみられる京都の施設はありますか。
  • A. 京都にある皇室関連施設としては、京都御所以外に、京都仙洞御所・桂離宮・修学院離宮があり、それぞれ参観を行っております。 詳しい申込要領などは、宮内庁参観案内をご覧ください。
  • Q. 京都御所などへの行き方を教えてください。
  • A. 京都御所・京都仙洞御所・桂離宮・修学院離宮の行き方については、宮内庁参観案内に掲載しています。画面下部にある「参観施設情報」の「交通アクセスについて」をご覧ください。
  • Q. 参観について質問がある場合、どこに問い合わせたらいいですか。
  • A. 参観についてのご質問については、宮内庁参観案内の「ヘルプ」にある「よくあるお問合せ」をご覧ください。それ以外のご質問については、参観係にお問い合わせください。京都御所、離宮参観:075-211-1215 (宮内庁京都事務所参観係)

宮内庁について

  • Q. 宮内庁はどのような仕事をしていますか。
  • A. 宮内庁は、内閣総理大臣の管理の下にあって、皇室関係の国家事務のほか、日本国憲法第7条に掲げる天皇の行う国事行為のうち外国の大使・公使を接受することと儀式を行うことに係る事務を行い、御璽・国璽を保管しています。
  • Q. 宮内庁はどのような組織の構成になっていますか。
  • A. 宮内庁長官の下に、内部部局と地方機関などで構成されています。詳しくは、組織・所掌事務をご覧ください。
  • Q. 宮内庁の職員の定数はどれくらいですか。
  • A. 宮内庁の定員は、特別職・一般職を合わせて、令和4年度末で1,079人になります。
  • Q. 宮内庁で職員の採用は行っていますか。
  • A. 宮内庁では、人事院が行う国家公務員採用試験(一般職大卒程度試験・一般職高卒者試験)の合格者の中から面接により職員を採用しています。その他の採用情報についても、職員採用で随時掲載しています。
  • Q. 宮内庁の予算はどのようになっていますか。
  • A. 宮内庁関係の予算を大別すると、皇室費と宮内庁費に分かれています。皇室費の詳細については、予算をご覧ください。宮内庁費は、宮内庁の運営のために必要な人件費・事務費などに充てられます。