皇居東御苑の自然・生き物情報(令和6年1月26日)

皇居東御苑の近況や皇居東御苑花だよりをはじめ、皇居東御苑で観察できる野鳥昆虫の情報を掲載しています。

   お願い
   植物・野鳥・昆虫の観察にあたっては、苑路・小径からむやみに外れないで下さい。

二の丸雑木林や新雑木林では、寒い朝、シモバシラの枯れた茎に氷華が見られます。梅林坂、諏訪の茶屋周辺では、早咲きの白梅、紅梅の花が咲いています。本丸ケヤキの芝生では、カンザクラの花が咲いています。

消えずとも 皆淡雪ぞ 天地に こぬ春ひらく 園の梅が香   松下集 正広
令和6年1月26日
写真 説明
シモバシラ(霜柱)
○二の丸雑木林のシモバシラ(霜柱)
冷え込んだ朝、シモバシラの枯れた茎の根元から、霜柱のような氷華が見られます。
令和6年1月25日撮影
梅林坂のウメ
○梅林坂のウメ
梅林坂では、いろいろなウメの品種があり、白加賀(しろかが)、麝香梅(じゃこうばい)などのウメが次々と咲き始めています。
令和6年1月23日撮影
二の丸池のカワセミ
○二の丸池のカワセミ
東御苑では、一年中見ることができます。日の光を浴びて体が緑色や水色に輝き、その魅惑的な美しさは「渓流の宝石」などと形容されています。
令和6年1月23日撮影
二の丸雑木林のメジロ
○二の丸雑木林のメジロ
体は小さく動きの速い小鳥です。名前のとおり目の回りのアイリングが白色です。昆虫、クモ、果物、花の蜜を食べます。
令和6年1月23日撮影

写真:宮内庁

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