皇居東御苑の自然・生き物情報(令和5年12月22日)

梅林では、早咲きの梅(紅冬至)の蕾がほころび始めました。二の丸池南側では、スイセンの花が咲いています。野草の島では、キチジョウソウの花が咲き、センリョウの実が色づいています。

やどり木の ちひさき枝葉 老松の こずゑにみえて ゆらぐ冬の日   黒松 若山牧水
令和5年12月22日
写真 説明
二の丸雑木林の風景
○二の丸雑木林の風景
二の丸雑木林は、木々の葉が落ちて冬景色に変わりました。(本丸展望台から)
令和5年12月18日撮影
果樹古品種園のカンキツ
○果樹古品種園のカンキツ
果樹古品種園のカンキツの実が黄色く色づいています。品種は、紀州ミカン、三宝柑、江上ブンタン、クネンボ、カブスです。
令和5年12月18日撮影
二の丸池のカワセミ
○二の丸池のカワセミ
東御苑では、一年中見ることができます。日の光を浴びて体が緑色や水色に輝き、その魅惑的な美しさは「渓流の宝石」などと形容されています。
令和5年12月18日撮影
松原門周辺のジョウビタキ
○松原門周辺のジョウビタキ
人里や公園で見られる冬鳥です。橙色が鮮やかな雄と比べ、雌は灰褐色を帯びています。昆虫、草木の種子や実などを食べます。
令和5年12月18日撮影

写真:宮内庁