皇居東御苑の自然・生き物情報(令和5年11月10日)

諏訪の茶屋では、懸崖菊を展示しています。二の丸雑木林では、ツルグミ、リュウノウギクの花が咲き始めました。松の大廊下跡東側、松の芝生では、ツワブキの花が咲いています。野草の島では、センリョウの実が色づいています。

佐保山の ははその色は うすけれど 秋はふかくも なりにけるかな   古今集 坂上是則
 
令和5年11月10日
写真 説明
紅葉
○百人番所周辺の紅葉
百人番所周辺では、エノキの葉が色づき始めました。
令和5年11月10日撮影
懸崖菊
○諏訪の茶屋の懸崖菊
諏訪の茶屋にて、秋の園遊会場を飾った懸崖菊を展示しています。展示期間は11月19日までを予定しています。
令和5年11月10日撮影
アオサギ
○二の丸池のアオサギ
日本でもっとも大きいサギで、ほぼ一年中見られます。浅瀬の水辺や泥地を歩きまわり、魚やカエル、昆虫などを採食しています。
令和5年11月6日撮影
マガモ
○天神濠のマガモ
日本全国に冬鳥として渡来します。オスは頭が光沢のある濃い緑色で、首に白い首輪があり、メスは体が茶褐色です。水辺に生息し、公園の池などにもやってきます。
令和5年11月6日撮影

写真:宮内庁