皇居東御苑の自然・生き物情報(令和5年11月2日)

松の大廊下跡東側、松の芝生では、ツワブキの花が咲き始め、野草の島では、センリョウの実が色づいています。本丸休憩所周辺、野草の島では、シュウメイギクの花が咲いています。

藤袴 きて脱ぎかけし 主や誰 問へどこたへず 野辺の秋風   金槐和歌集 源実朝
 
令和5年11月2日
写真 説明
紅葉
○二の丸雑木林の紅葉
二の丸雑木林では、クヌギやコナラなどの木々の葉が色づき始めました。
令和5年10月30日撮影
ノスリ
○諏訪の茶屋周辺のノスリ
体は丸みを帯び、背、翼の上面は黒褐色で、下面は黄色味のある灰褐色、斑模様があります。ネズミなどを捕食します。
令和5年10月30日撮影
カワセミ
○二の丸池のカワセミ
東御苑では、一年中見ることができます。日の光を浴びて体が緑色や水色に輝き、その魅惑的な美しさは「渓流の宝石」などと形容されています。
令和5年10月30日撮影
エナガ
○本丸松の芝生のエナガ
マシュマロに尾っぽをつけたような愛らしい姿をしています。小さな昆虫、クモ、木の実などを食べます。
令和5年10月30日撮影

写真:宮内庁