皇居東御苑の自然・生き物情報(令和5年10月27日)

本丸休憩所周辺、野草の島では、シュウメイギクが咲き始めました。本丸北側では、サザンカの花が咲き、カリンの実が色づき始めました。二の丸雑木林では、カシワバハグマが咲き、ガマズミの実が色づいています。

色かはる 秋の菊をば ひととせに ふたたび匂ふ はなとこそ見れ   古今和歌集 詠み人しらず
 
令和5年10月27日
写真 説明
ケヤキ
○本丸のケヤキ
大番所の坂をあがると、本丸の芝生で葉が色づき始めたケヤキが目に入ります。
令和5年10月26日撮影
ノスリ
○諏訪の茶屋周辺のノスリ
体は丸みを帯び、背、翼の上面は黒褐色で、下面は黄色味のある灰褐色、斑模様があります。ネズミなどを捕食します。
令和5年10月23日撮影
ダイサギ
○白鳥濠周辺のダイサギ
体長90cm、日本ではアオサギと並ぶ最大級のサギです。全身の羽毛が白色です。魚やザリガニ、昆虫を食べます。
令和5年10月23日撮影
ヤマガラ
○二の丸雑木林のヤマガラ
クチバシが強く、木の実をくわえて枝に叩きつけ、殻を割って中身を食べます。どんぐりなどの固い実を好みます。
令和5年10月23日撮影

写真:宮内庁