皇居東御苑の自然・生き物情報(令和5年10月20日)

天守台周辺では、サザンカの花が咲き始めました。二の丸雑木林では、シモバシラ、マヤランの花が咲き、コバノガマズミの実が色づき始めました。松の芝生周辺では、キンモクセイの花が咲き、甘い香りを放っています。

秋風や 空にはたえず 遠白き 雲の生れて 風ある日なり   海の声 若山牧水
 
令和5年10月20日
写真 説明
アオサギ
○二の丸池周辺のアオサギ
日本でもっとも大きいサギで、ほぼ一年中見られます。浅瀬の水辺や泥地を歩きまわり、魚やカエル、昆虫などを採食しています。
令和5年10月17日撮影
エナガ
○平川門発券所周辺のエナガ
マシュマロに尾っぽをつけたような愛らしい姿をしています。小さな昆虫、クモ、木の実などを食べます。
令和5年10月17日撮影
メジロ
○二の丸雑木林のメジロ
体は小さく動きの速い小鳥です。名前のとおり目の回りのアイリングが白色です。昆虫、クモ、果物、花の蜜を食べます。
令和5年10月17日撮影
カキ(実)
○果樹古品種園のカキ(実)
果樹古品種園のカキの実が色づき始めています。禅寺丸、堂上蜂屋、袛園坊、四溝(写真)、豊岡の品種が植えられています。
令和5年10月17日撮影

写真:宮内庁