皇居東御苑の自然・生き物情報(令和5年7月14日)

二の丸雑木林ではオニユリ、ヤマユリの花が咲いています。二の丸池周辺では、サルスベリの花が咲いています。果樹古品種園では、モモ・スモモの実が色づいています。

さ百合花 ゆりも逢はむと 思へこそ 今のまさかも うるはしみすれ   万葉集 大伴家持
 
令和5年7月14日
写真 説明
シジュウカラ
○二の丸雑木林のシジュウカラ
留鳥として日本全国に分布します。羽は青みがかった灰色で、胸にはネクタイのような黒い帯が縦に入ります。
令和5年7月11日撮影
ツマグロヒョウモン
○果樹古品種園のツマグロヒョウモン
低い場所を緩やかに飛んで、各種の花を訪れます。雄の翅の表側は豹柄で、後翅の外縁が黒く縁取られています。
令和5年7月11日撮影
シオカラトンボ
○二の丸池周辺のシオカラトンボ
二の丸池の苑路で見つけました。5月から10月頃にかけて見られます。炎天下にオス同士が追いかけ合っていました。
令和5年7月11日撮影
モモ・スモモ(実)
○果樹古品種園のモモ・スモモ(実)
モモ・スモモの実が色づいています。万左衛門(写真)、米桃、薬缶、オハツモモの品種が見られます。
令和5年7月11日撮影

写真:宮内庁