皇居東御苑の自然・生き物情報(令和5年7月7日)

二の丸雑木林では、ノカンゾウの花が咲き、オニユリ、ヤマユリの花が咲き始めました。二の丸池周辺では、サルスベリの花が咲き始めました。本丸各所では、タイサンボク、ハナゾノツクバネウツギの花が咲いています。

天の川 楫の音聞こゆ 彦星と 織女と 今夜逢ふらしも 万葉集   柿本人麻呂
 
令和5年7月7日
写真 説明
ウチワヤンマ
○二の丸池のウチワヤンマ
全長約8cm、腹の先端近くにうちわ状の突起があるのが特徴です。6~9月、平地や丘陵地の大きな池や湖で見られます。
令和5年7月3日撮影
クロアゲハ
○松の芝生のクロアゲハ
樹林内など、やや日当りの悪い場所を好み、都市部でも普通に見られます。
令和5年7月3日撮影
カイツブリ
○二の丸池のカイツブリ
カモのような水かきはありませんが、足の指にひれがあり、潜水して小魚や昆虫などを捕まえます。
令和5年7月3日撮影
ムクドリ
○ケヤキの芝生のムクドリ
頭が黒色で、頬に白斑があり、体は灰褐色です。地面や土中のミミズや昆虫を捕食します。
令和5年7月3日撮影

写真:宮内庁