皇居東御苑の自然・生き物情報(令和5年4月21日)

緑の泉周辺、松の芝生では、ハクウンボクの花が咲き、本丸休憩所周辺では、カラタネオガタマの花が咲いています。二の丸雑木林では、キンラン、ギンラン、エビネの花が咲いています。バラ園では、モッコウバラ、コウシンバラの花が咲いています。

我が宿の 時じき藤の めづらしく 今も見てしか 妹が笑まひを   万葉集 大伴家持
 
令和5年4月21日
写真 説明
アオサギ
○白鳥濠周辺のアオサギ
日本で最大のサギで、ほぼ一年中見られます。浅瀬の水辺や泥地を徘徊し、魚やカエル、昆虫などを採食しています。
令和5年4月19日撮影
ビンズイ
○二の丸雑木林周辺のビンズイ
尾羽を上下に振りながらゆっくり歩き、昆虫や草の実などを食べています。
令和5年4月19日撮影
ヒメウラナミジャノメ
○二の丸雑木林のヒメウラナミジャノメ
草丈の低い草地に生息し、日中、チョコチョコと跳ねるように飛び回ります。蛇の目の紋が特徴です。
令和5年4月19日撮影
モッコウバラ
○バラ園のモッコウバラ
バラ園では、モッコウバラが棚いっぱいに白い花を咲かせています。
令和5年4月20日撮影

写真:宮内庁