皇居東御苑の自然・生き物情報(令和5年4月7日)

本丸では、普賢象、御衣黄、鬱金(うこん)、一葉のサトザクラが咲いています。二の丸休憩所周辺では、竹林で筍が顔を出ています。二の丸雑木林では、エビネ、ウワミズザクラが咲き、諏訪の茶屋周辺では、クルメツツジが咲き始めました。

久方の 光のどけき 春の日に 静心無く 花の散るらむ   古今和歌集 紀友則
 
令和5年4月7日
写真 説明
シロハラ
○石室周辺のシロハラ
とても警戒心が強く、すぐ逃げます。落ち葉の下にいるミミズや昆虫を食べています。
令和5年4月4日撮影
シジュウカラ
○二の丸ケヤキの島周辺のシジュウカラ
留鳥として日本全国に分布します。羽は青みがかった灰色で、胸にはネクタイのような黒い帯が縦に入ります。
令和5年4月4日撮影
筍
○二の丸休憩所周辺の筍
二の丸休憩所周辺では、モウソウチクの筍が出始めました。
令和5年4月4日撮影
アカボシシャクナゲ
○富士見多門周辺のアカボシシャクナゲ
富士見多門周辺では、アカボシシャクナゲのピンク、白色の花が咲いています。
令和5年4月4日撮影

写真:宮内庁