皇居東御苑の自然・生き物情報(令和5年1月13日)

二の丸雑木林や新雑木林では、コゲラやシジュウカラなどの野鳥が観察できます。二の丸休憩所周辺では、ロウバイ、ソシンロウバイの花が咲いています。梅林坂では、ウメの花が咲き始めています。ケヤキの芝生では、カンザクラの花が咲いています。

月を待つ 高嶺の雲は 晴れにけり 心あるべき 初時雨かな   新古今和歌集 西行法師
 
令和5年1月13日
写真 説明
コゲラ
○新雑木林のコゲラ
日本で一番小さいキツツキの仲間です。丈夫なクチバシで、樹皮の下に潜む昆虫や木の実を食べます。
令和5年1月11日撮影
ジョウビタキ(雌)
○大番所周辺のジョウビタキ(雌)
餌を探しているジョウビタキを見つけました。雌は灰褐色を帯びています。昆虫、ミミズ、草木の種子や実を食べます。
令和5年1月10日撮影
シジュウカラ
○新雑木林のシジュウカラ
留鳥として日本全国に分布します。羽は青みがかった灰色で、胸にはネクタイのような黒い帯が縦に入ります。
令和5年1月10日撮影
ヒヨドリ
○諏訪の茶屋周辺のヒヨドリ
大きな声で鳴くので、簡単に見つけられます。5月~9月の繁殖期には、果実や花蜜に加え、昆虫類を多く捕食します。
令和5年1月11日撮影

写真:宮内庁