皇居東御苑の自然・生き物情報(令和4年2月4日)

東御苑ではメジロ,ジョウビタキ,ツグミなどの野鳥が観察できます。梅林では紅冬至,冬至,新冬至,八重寒紅,玉牡丹,八重唐梅,長束,鴛鴦に加え,新たに八重野梅,麝香梅,大盃の花が咲き始めました。

春されば まづ咲くやどの 梅の花 ひとり見つつや 春日暮らさむ   万葉集 山上憶良
 
令和4年2月4日
写真 説明
カワセミ
○二の丸池周辺のカワセミ
カワセミが小魚をくわえていました。日の光を浴びて体が緑色や水色に輝き,その魅惑的な美しさは「渓流の宝石」などと形容されています。
令和4年2月2日撮影
ジョウビタキ
○大番所周辺のジョウビタキ(雌)
大番所周辺にジョウビタキがいました。雄は黒い顔と明るい橙色のコントラストがとても美しい鳥です。写真の雌は灰褐色を帯びています。
令和4年1月31日撮影
ツグミ
○諏訪の茶屋のツグミ
マツの木に止まっているツグミです。冬鳥として日本全国に渡来します。草地を歩いては止まるを繰り返しながら,ミミズや昆虫を捕まえます。
令和4年1月31日撮影
メジロ
○梅林のメジロ
花の蜜を求めに来て,ウメの枝に止まっているメジロを見つけました。名前のとおり目の回りのアイリングが白色です。ツバキ,ウメ,サクラの木々などでも見つけられます。
令和4年1月31日撮影

写真:宮内庁