皇居東御苑の自然・生き物情報(令和5年4月28日)

野草の島では、バイカウツギ、タニウツギ、ツリバナの花が咲き、本丸休憩所周辺では、カラタネオガタマの花が咲いています。二の丸雑木林では、フタリシズカ、チゴユリの花が咲いています。バラ園では、サンショウバラ、モッコウバラ、コウシンバラの花が咲いています。

かげひたす 水さへ色ぞ 緑なる よもの梢の 同じ若葉に   夫木和歌抄 藤原定家
 
令和5年4月28日
写真 説明
アオスジアゲハ
○新雑木林のアオスジアゲハ
敏速に飛び、翅の水色のラインは陽射しに透けます。せわしなく翅を震わせては、花の蜜を吸っています。
令和5年4月25撮影
シジュウカラ
○二の丸雑木林周辺のシジュウカラ
留鳥として日本全国に分布します。羽は青みがかった灰色で、胸にはネクタイのような黒い帯が縦に入ります。
令和5年4月25日撮影
シオカラトンボ
○白鳥濠周辺のシオカラトンボ(メス)
5月から10月頃にかけて見られます。メスは昔から通称ムギワラトンボと呼ばれ、腹部は麦わら色をしています。
令和5年4月27日撮影
モッコウバラ
○バラ園のモッコウバラ
バラ園では、モッコウバラが棚いっぱいに白い花を咲かせています。
令和5年4月25日撮影

写真:宮内庁