
皇太子殿下は,妃殿下とご一緒に,新年の諸行事や園遊会等の宮中の儀式・行事にご参列になるほか,国賓・公賓等外国からの賓客の訪日に際しては,歓迎行事・宮中午餐・宮中晩餐等にご陪席になっています。また,宮中祭祀の折には,天皇皇后両陛下に続き両殿下でご一緒にご拝礼になります。
皇太子殿下は,妃殿下とご一緒に,国内で開かれる各種式典や国際的・全国的な種々の大会・行事にご臨席になっています。主なものとして献血運動推進全国大会,全国高等学校総合体育大会,国民文化祭,全国育樹祭,全国障害者スポーツ大会,「みどりの愛護」のつどい,全国農業担い手サミットなどにご臨席になり,併せて地方事情をご視察になっています。

両殿下は,東宮御所において,外国へ赴任する日本大使夫妻や離任の駐日大使夫妻はじめ内外の要人,外国から来日中の研修団や国内の青少年の代表団等にお会いになるなど,ご公務をお務めになっています。
また,皇太子殿下は,日本赤十字社の名誉副総裁のほか,平成19年11月には国連「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁にご就任になり,平成22年10月には「日独交流150周年」名誉総裁にご就任になりました。
皇太子妃殿下は,平成6年4月に日本赤十字社の名誉副総裁にご就任になりました。

皇太子同妃両殿下は,平成6年にサウジアラビア・オマーン・カタール・バーレーンを,平成7年にクウェート・アラブ首長国連邦・ヨルダンを,平成11年にはヨルダン及びベルギー皇太子殿下の結婚式にご参列のため同国を,また,平成14年にはニュージーランド・オーストラリアをご訪問になりました。
皇太子殿下は,平成13年に英国を,平成18年にメキシコを,平成19年にモンゴルを,平成20年には日本人ブラジル移住100周年の機会に同国を,2008年サラゴサ国際博覧会の開催にあたりスペインを,トンガ国王陛下の戴冠式へご参列のため同国をご訪問になりました。 平成21年2月には外交関係樹立35周年を契機にベトナムをご訪問,同年3月には「第5回世界水フォーラム」にご臨席のためトルコへご旅行になりました。さらに平成22年3月には,国際親善のためガーナ・ケニアをご訪問になりました。
また,平成14年にはオランダ皇太子殿下の結婚式にご参列のため同国を,平成16年にはデンマーク,スペイン両国皇太子殿下の結婚式にご参列のため両国及びポルトガルを,ブルネイ皇太子殿下の結婚式にご参列のため同国をご訪問になり,平成17年には故サウジアラビア国王陛下のご弔問のため同国へ,平成18年には故トンガ国王陛下の葬儀にご参列のため同国へ,平成22年にはスウェーデン皇太子殿下の結婚式にご参列のため,同国へご訪問になりました。

皇太子殿下は,平成4年4月からは,学習院大学史料館客員研究員の委嘱を受けられ,日本中世史の研究をお続けになっています。平成15年11月には,学習院女子大学で,「北米文化の源流・イギリスの社会と文化について」の講義をされて以来,平成17年・18年・20年・21年・22年・23年と,それぞれ講義をされました。
水問題については,平成15年3月に名誉総裁としてご臨席された「第3回世界水フォーラム」の開会式において「京都と地方を結ぶ水の道-古代・中世の琵琶湖・淀川水運を中心として-」と題した記念講演を,平成18年3月にメキシコをご訪問された際には「第4回世界水フォーラム全体会合」において「江戸と水運」と題した基調講演を,平成19年12月には「第1回アジア・太平洋水サミット開会式」において「人と水-日本からアジア太平洋地域へ-」と題した記念講演を, 平成20年7月にスペインをご訪問された際には2008年サラゴサ国際博覧会「水の論壇」シンポジウムにおいて「水との共存-人々の知恵と工夫-」と題した特別講演を,平成21年3月にトルコをご旅行された際には「第5回世界水フォーラム」において「水とかかわる-人と水との密接なつながり-」と題した基調講演をされました。
また,英国ご修学中のご研究の成果を英文で「The Thames as Highway(交通路としてのテムズ川)」としておまとめになり,平成元年4月刊行されました。さらに,平成3年9月,オックスフォード大学で同大学名誉法学博士号を授与されました。
皇太子殿下は,特にスポーツと音楽にご関心が深く,スポーツでは,登山・テニス・ジョギングをよくなさり,音楽ではヴィオラを演奏されます。
皇太子妃殿下も,スポーツと音楽にご関心が深く,スポーツではテニス・スキーをされます。
愛子内親王殿下は,平成23年4月から学習院初等科第4学年にご在学になりお健やかにご成長になっています。