「筑波大学附属聴覚特別支援学校創立150周年記念式典」ご臨席（筑波大学附属聴覚特別支援学校／千葉県市川市）

令和7年5月22日（木）

手話でおことばを述べられる様子

国立パリ聾学校の校長とお話しになる様子

　秋篠宮皇嗣妃殿下は、筑波大学附属聴覚特別支援学校創立150周年記念式典にご臨席になりました。
　妃殿下は、手話でおことばを述べられ、同校の創立150周年を祝われるとともに、今後の聴覚障害教育の一層の発展を願われました。その後、幼児児童生徒の代表が喜びのことばを発表した際には手話の拍手を送られました。
　また、式典に先立ち、妃殿下は、同校高等部専攻科造形芸術科の授業で、生徒が油絵を描く様子を参観されました。
　妃殿下が同校を出発される前には、式典に出席していた歴代校長、同校が交流している国立パリ聾学校、国立ソウル聾学校の校長や、同校を支援している方々にお会いになり、お話しになりました。また、おことばでもふれられ、同校の校歌にも「欅の木々に抱かれて」と歌われている大きな欅の木に見守られながら、お見送りの幼児児童生徒、教職員らと交流されました。
　なお、150年の間には、多くの皇族の方々が同校を訪問されています。平成19（2007）年には両殿下で訪問され、子どもたちと交流されているほか、妃殿下は機会あるごとに同校を訪問しております。最近では、一昨年に高等部生徒がパリ聾学校生徒と交流されるご様子を、昨年は幼稚部のご様子や、小学部・中学部の授業・学部行事をご覧になっており、幼稚部から高等部までの子どもたちとお会いになっています。