常陸宮家のご活動

常陸宮殿下のお写真

常陸宮殿下・妃殿下は、総裁・名誉総裁に就任されている各種団体の公式行事に、現在も精力的にお出ましになっています。

両殿下は、平成28年2月に、フランス国(パリ憲章大賞式典において大賞受賞)にご旅行、平成23年7月に、英国(高松宮殿下記念世界文化賞関係行事にご出席)にご旅行、エリザベス二世女王陛下を表敬され、国際親善に尽くされるとともに、平成24年3月には、トンガ国王ジョージ・トゥポウ五世陛下の葬儀にご参列のため、同国をご旅行になりました。

常陸宮殿下のお写真
パリ憲章大賞式典で大賞を受賞になる常陸宮殿下
(写真提供:AVEC財団)

殿下は、学習院大学理学部をご卒業後、東京大学理学部で細胞分裂の生物学のご研究をされました。その後、(公財)がん研究会がん研究所に客員研究員として所属され、40年間に亘るご研究を通じ、発癌及び癌生物学に関する多数の論文を国際誌に発表されました。それらのご研究は世界的に高く評価されています。

平成9年に、米国のジョージ・ワシントン大学、平成13年4月には、ミネソタ大学から名誉学位をお受けになり、平成11年3月には、これまでのがん研究やがん研究に対する国際的ご貢献が高く評価された結果、ドイツがん学会の名誉会員に推薦され、外国人として初めて同がん学会の名誉会員に就任されました。

また、平成13年1月には、癌研究会からの推戴を受けて同会の名誉総裁に就任されました。

妃殿下は、日本赤十字社名誉副総裁として日本赤十字地方大会、日本いけばな芸術協会の名誉総裁として関係行事にご臨席になるほか、日本・ラテンアメリカ婦人協会や日本動物福祉協会などのチャリティーにお出ましになっています。特に、地味でどちらかというと忘れられがちな動物福祉に強いご関心をお持ちで、平成17年4月の”しょうぼう犬ドット”を始め、これまで動物に関する外国の童話や写真絵本を5冊翻訳・出版されております。本の売り上げは、動物福祉などのために全額寄付されています。

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