南相馬市母子愛育会活動ご視察(南相馬市母子愛育会員宅/福島県南相馬市)

令和5年9月28日(木)

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南相馬市母子愛育会のユニフォームで、参加親子をお迎え

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いもほり大会の様子

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こどもたちのすぐそばでお見守り

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大きなサツマイモを掘ったこどもに紙のメダルをご授与

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参加した親子、準備した南相馬市愛育会員と市職員に拍手

 平成23年(2011年)3月の東日本大震災と原発事故により、福島県南相馬市では多くの人々が避難を余儀なくされました。そのような中、親子や高齢者に寄り添い、みんなが健康で笑いながら生活できる地域づくりを目指したいと、平成25年(2013年)5月に南相馬市母子愛育会が誕生しました。通称「ニコニコ笑顔でよりそい隊」として、親子遊び、読み聞かせや遊び場でのこどもの見守り、お母さん向けお茶会や母子保健事業への協力など、地域の親子を支える活動を行っています。平成26年(2014年)からは毎年、親子いもほり大会を開いています。
 9月28日、恩賜財団母子愛育会の総裁をお務めになる秋篠宮皇嗣妃殿下が、南相馬市母子愛育会の活動を視察されました。地域を支える保健師や歯科衛生士と懇談された後、南相馬市母子愛育会から贈られた青いユニフォームを着て、親子いもほり大会にご一緒に参加なさいました。
 前夜の雨があがった青い空の下、愛育会員とともに参加親子を受付でお迎えになり、畑ではこどもがサツマイモを掘る様子をすぐそばでお見守りになりました。続いてこどもたちが掘ったサツマイモの大きさ比べが行われ、南相馬市母子愛育会が選んだ上位3人のこどもには、サツマイモの絵が描かれた紙のメダルが妃殿下から授与されました。
 閉会式では、たくさんのサツマイモを掘った参加親子と、この大会を準備した南相馬市愛育会員と市職員をねぎらわれ、今後の活動に向けて励ましのお言葉をおかけになりました。