クロアゲハ(アゲハチョウ科)
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- ○大きさ、形態
- 前翅長:50~70mm
- 大型。オスの翅の表面はほぼ黒色。メスは地色が淡く前翅の黒条が目立ちます。後翅裏面に弦月状の赤斑列があります。
- ○生態特性
- 平地から低山地の森林、都市部の公園や人家、農地、森林などに幅広く見られ、樹木が茂ったやや日当たりの悪い場所を好みます。日中、やや高所を飛翔し、ツツジ類、クサギなど各種の花を訪れます。アゲハチョウよりやや暗い場所を好んで飛翔します。
- ○観察時期・難易度
- 夏に樹林で時々観察できます。
- ○観察のポイント
- 場所:二の丸雑木林、桜の島、野草の島など
- 東御苑では、夏に本丸の常緑樹林の林縁で飛翔している姿が観察できます。
クロアゲハを観察できる地域(PDF形式:281KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
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参考資料:里山の昆虫ハンドブック(NHK出版)、フィールドガイド日本のチョウ((株)誠文堂新光社)、新版東京都の蝶((株)けやき出版)
写真:宮内庁