昆虫の写真・観察地域

クロアゲハ(アゲハチョウ科)

写真 説明
クロアゲハ
分布図
○大きさ、形態
前翅長:50~70mm
大型。オスの翅の表面はほぼ黒色。メスは地色が淡く前翅の黒条が目立ちます。後翅裏面に弦月状の赤斑列があります。
○生態特性
平地から低山地の森林、都市部の公園や人家、農地、森林などに幅広く見られ、樹木が茂ったやや日当たりの悪い場所を好みます。日中、やや高所を飛翔し、ツツジ類、クサギなど各種の花を訪れます。アゲハチョウよりやや暗い場所を好んで飛翔します。
○観察時期・難易度
夏に樹林で時々観察できます。
○観察のポイント
場所:二の丸雑木林、桜の島、野草の島など
東御苑では、夏に本丸の常緑樹林の林縁で飛翔している姿が観察できます。

参考資料:里山の昆虫ハンドブック(NHK出版)、フィールドガイド日本のチョウ((株)誠文堂新光社)、新版東京都の蝶((株)けやき出版)

写真:宮内庁

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