災害等へのお見舞い(平成28年)

災害等へのお見舞い等

台風第10号による災害についてのお見舞い

平成28年8月31日(水)

天皇皇后両陛下は,台風10号による大雨災害で死傷者が発生するなど大きな被害が生じている岩手県の達増拓也(たっそ・たくや)知事及び北海道の高橋はるみ(たかはし・はるみ)知事に対して,本日,侍従長を通じて,被害についてのお見舞いのお気持ちと災害対策に従事している関係者に対するおねぎらいの思召しをお伝えになりました。

平成28年9月12日(月)

天皇皇后両陛下には,この度の台風第10号による大雨等により甚大な被害を受けた北海道及び岩手県に対し,金一封を賜りました。

バングラデシュ国の首都ダッカで発生した襲撃事件についてご遺族へのお悔やみのお気持ちと負傷者へのお見舞いの伝達(平成28年7月5日)

平成28年7月5日(火)

天皇皇后両陛下は,日本時間7月2日,バングラデシュの首都ダッカで発生した日本人多数が武装集団に襲撃されて死傷した事件について,昨日,侍従長を通じて,岸田文雄外務大臣に対し,次のとおり,お気持ちをお伝えになり,本日,外務大臣からご遺族並びに負傷者のご家族に伝達されました。

(侍従長から外務大臣へのお伝え)

「天皇皇后両陛下には,この度バングラデシュ国の首都ダッカにおいて,国際協力の最前線で尽力されてきた人々が亡くなられ,あるいは負傷されたことに対し,深く心を痛めておられます。

犠牲者のご遺族に対する深いお悔やみのお気持ちと,負傷者に対する御見舞をお伝えするようにとの御意向でしたので,ここに謹んでお伝えいたします。」

平成28年(2016年)熊本地震による災害についてのお見舞い

平成28年5月19日(木)

天皇皇后両陛下は,この度の「平成28年(2016年)熊本地震」により甚大な被害を受けた熊本県に対し,避難者支援のため,金一封を賜りました。

平成28年(2016年)熊本地震による災害についてのお見舞い

平成28年4月22日(金)

天皇皇后両陛下は,この度の「平成28年(2016年)熊本地震」により甚大な被害を受けた熊本県に対し,金一封を賜りました。

天皇皇后両陛下の「四月大歌舞伎」及び「春季雅楽演奏会」のご鑑賞のお取りやめについて

平成28年4月19日(火)

天皇皇后両陛下には,4月21日に歌舞伎座にて「四月大歌舞伎」をご鑑賞になるご予定でしたが,その後も熊本県を中心に余震が相次いで発生し,被害が拡大する一方で,なお多くの人々が停電や断水等が続く中で厳しい避難生活を送っている状況に鑑み,華やかな催しのご鑑賞はお取りやめなさることになりました。お招きいただきながらお出ましになれないことを大変心苦しく思われながらも,次の機会があることをお待ちすることにされました。

なお,同22日には宮内庁楽部にて「春季雅楽演奏会」をご鑑賞になるご予定でしたが,同様にお取りやめになります。

天皇皇后両陛下の「仙台フィルハーモニー管弦楽団東京特別演奏会」のご鑑賞のお取りやめについて

平成28年4月17日(日)

本日,天皇皇后両陛下には,東日本大震災後500回を超える復興支援コンサートを開催して被災者を支えてきた仙台フィルハーモニー管弦楽団が,震災後5周年の節目に開催する被災地支援に感謝する演奏会にお招かれであったところ,今回の熊本県を震源地とする大地震の発生に鑑み,これをお取り止めになります。

両陛下には,14日に発生した大地震により被害を受けた熊本県が,その後も引き続き地震に見舞われ,県民生活が厳しい状況におかれていることから,この度,この演奏会にお出ましにならないことを心苦しく思われつつも,今しばらく地震災害の推移をお見守りになるべく,17日は終日御所におとどまりになります。

平成28年(2016年)熊本地震による災害についてのお見舞い

平成28年4月15日(金)

天皇皇后両陛下には,昨夜の熊本県を震源地とする最大震度7を観測する大地震により大きな被害が発生している熊本県の蒲島郁夫(かばしま・いくお)知事に対して,本日,侍従長を通じて,次のとおり,被害についてのお見舞いのお気持ちと災害対策に従事している関係者に対するおねぎらいのお気持ちをお伝えになりました。

「天皇皇后両陛下には,昨夜の熊本県を震源とする大地震により,多数の死傷者,避難者が発生するなど県民生活に大きな被害が生じていることに大変お心を痛められ,犠牲者に対するお悼みと被害を被った人々へのお見舞いのお気持ち,並びに災害対策に従事している関係者に対するおねぎらいのお気持ちを知事にお伝えするようにとの御意向でした。まだまだ,朝夕寒い季節であるので被災者をはじめ人々の健康を祈っておられます。以上,謹んでお伝えします。」

静岡県への行幸啓のお取りやめについて

平成28年4月15日(金)

天皇皇后両陛下には,本日,静岡県に行幸啓になるご予定でしたが,昨夜の熊本県を震源地とする最大震度7を観測する大地震により,熊本県等に大きな被害が発生し,多数の被災者が避難している状況にあることから,お取りやめになりました。

なお,侍従長から川勝平太(かわかつ・へいた)静岡県知事に対し,次のとおり,天皇皇后両陛下のお気持ちをお伝えになりました。

「天皇皇后両陛下には,スペイン国国王及び王妃両陛下の静岡県ご訪問が中止されましたが,そのための行事を準備してきた人々の気持ちをお考えになり、せめてその折に御同行の予定であった静岡県を訪問され,準備していた行事にお加わりになることをお考えになっておられた。

昨晩,熊本県を震源とする大地震があり,余震も続き,現時点では未だ現場の状況が不明確であることから,両陛下としては少なくとも今日一杯は御所で状況を見守ることが必要とお考えになり,本日の静岡県での行事への参加をお取りやめになるとのお申し出があった。誠に心苦しいことであるが,今回の訪問,行事の準備に当たってきた関係者,御参拝予定であった神社,演技の関係者にも知事からその旨よろしくお伝えいただきたいとの御意向であり,ここに謹んで伝達します。」

大雪等による被害についてのお見舞い

平成28年4月14日(木)

天皇皇后両陛下は,今冬期の大雪等により甚大な被害を受けた北海道に対し,金一封を賜りました。