「第27回日本水大賞・2025日本ストックホルム青少年水大賞」表彰式ご臨席(日本科学未来館/東京都江東区)
令和7年7月8日(火)

おことば

大賞の贈呈

受賞者とのご懇談(群馬県立吾妻中央高等学校環境工学研究部)

受賞者とのご懇談(沖縄県立宮古総合実業高校環境班)
秋篠宮皇嗣殿下は、「第27回日本水大賞・2025日本ストックホルム青少年水大賞」表彰式にご臨席になりました。
日本水大賞は、安全な水、きれいな水、おいしい水にあふれる21世紀の日本と地球を目指し、水循環系の健全化に向けた諸活動を広く顕彰するものです。殿下は、平成17(2005)年から日本水大賞委員会の名誉総裁を務められています。
本年は、地域の土地改良区から依頼を受け、老朽化した農業用水路の保全のため、行政や大学の支援の下で水路図データの作成や水路の機能診断と簡易補修等に取り組んだ、「群馬県立吾妻中央高等学校環境工学研究部」が大賞を受賞しました。
また、2025日本ストックホルム青少年水大賞には、宮古島の命の源である地下水を地下浸透性農薬から守るために、サトウキビの搾りかすから生成される「バガス炭」が農薬を吸収し分解する機能を有する可能性を見出した、「沖縄県立宮古総合実業高校環境班」が受賞しました。同校は、第6回につづき2回目の受賞となります。また、令和7(2025)年の夏にストックホルムの大会で活動内容を発表する予定です。
その後の受賞者とのご懇談では、その成果をねぎらわれるとともに今後の活動に向けて励ましの言葉をかけられました。
「第27回日本水大賞・2025日本ストックホルム青少年水大賞」表彰式における秋篠宮皇嗣殿下のおことば(外部サイトが開きます。)