令和6年度富士スカウト章受章代表スカウトご接見(赤坂東邸/東京都港区)
令和7年3月26日(水)

水野理事長からのご挨拶


代表スカウトとのご懇談

代表スカウトによる決意の言葉

弥栄三唱

お言葉
ボーイスカウト運動は、明治40(1907)年にイギリスで始まった青少年教育運動で、日本には明治41(1908)年に伝わりました。大正11(1922)年に当時の皇太子殿下(後の昭和天皇)のご高配を賜り、同連盟の前身である「少年団日本連盟」が結成され、現在では公益財団法人ボーイスカウト日本連盟となり、令和4(2022)年には創立100周年を迎えました。
ボーイスカウトの活動は、年齢層に応じて5つの部門に分かれています。このうち高校生年代のベンチャースカウト部門の進級課程は3段階あり、各種の課題を達成した最高位が富士スカウト章と呼ばれています。
富士スカウト章受章代表スカウトのご接見は、昭和58(1983)年に当時の浩宮殿下(現 天皇陛下)がご接見になったことに始まりました。お代替わりに伴い、秋篠宮皇嗣殿下が接見されるようになっていましたが、令和2(2020)年度と令和3(2021)年度は、COVID-19のパンデミックによりオンラインで行われました。令和4(2022)年度から、赤坂東邸でご接見になっています。
ご接見には、47名の代表スカウトが各地から出席し、冒頭、日本連盟理事長がさらなる運動の前進に向けた抱負を述べました。その後、殿下と代表スカウトのご懇談に続き、スカウトから地域や社会の課題に取り組む人物となるとの誓いの言葉、ボーイスカウトの祝声「弥栄(いやさか)」の三唱があり、最後に殿下がお言葉を述べられました。
※皇嗣殿下はボーイスカウト日本連盟のネッカチーフと、同連盟における最高の功労賞である「きじ賞」略章を着用されています。