「第15回日本学術振興会育志賞」授賞式および記念茶会ご臨席(日本学士院会館/東京都台東区)
令和7年3月6日(木)

「日本学術振興会育志賞」授賞式会場

日本学術振興会理事長から受賞者代表への育志賞授与

受賞者代表の挨拶

受賞者とご歓談

「日本学術振興会育志賞」は、上皇陛下の天皇御即位20年に当たり上皇陛下から賜った御下賜金をもとに、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生を顕彰し、その勉学及び研究意欲を高めるため、平成22(2010)年に創設されました。
天皇皇后両陛下(現 上皇上皇后両陛下)には、平成23(2011)年の第1回日本学術振興会育志賞授賞式及び平成27(2015)年の第5回授賞式にご臨席になりました。秋篠宮皇嗣同妃両殿下は、平成24(2012)年の第2回授賞式からコロナ禍における中止を除きご臨席になっており、今回が10度目のご臨席になります。今回の授賞式には、本年の第15回受賞者に加え、COVID-19の影響により授賞式が中止となった第10回・第11回・第12回受賞者も招待されました。
授賞式では、第15回育志賞受賞者全員が紹介されました。その後、受賞者代表への育志賞授与が行われ、その様子を見守られました。
また、授賞式後には記念茶会が行われ、両殿下は19名の受賞者と和やかに歓談されました。両殿下は、工夫を重ねながら真摯に研究に取り組み、受賞の栄に浴した若き大学院生から研究内容を熱心にお聞きになりました。両殿下は、質問をされながら、受賞者一人ひとりに対して研究活動へのねぎらいや今後の研究に向けて励ましの言葉をかけられました。