本文へ移動

第59次沖縄豆記者ご接見(赤坂東邸/東京都港区)

令和6年8月2日(金)

お写真

沖縄豆記者交歓会会長、沖縄豆記者代表者からご挨拶

お写真

ご懇談

お写真

 豆記者交歓会の活動は、沖縄本土復帰前の昭和37(1962)年、沖縄の早期祖国復帰を願う東京の若い中学教師たちが本土と沖縄を結ぶ手立てとして、それぞれの地域にある中学校の新聞部に所属する生徒同士の交流を企画したのが始まりです。東京の中学生新聞部員が昭和37(1962)年12月に初めて沖縄を訪れ、これに応えて沖縄の中学生新聞部員が翌昭和38(1963)年3月に本土に渡りました。以来、この企画の参加者を豆記者と呼び、この交流を豆記者交歓と呼ぶようになりました。
 沖縄豆記者とのご接見は、昭和38(1963)年4月に当時の皇太子殿下(現 上皇陛下)が、沖縄から東京を訪れた豆記者と東宮御所でお会いになったことに始まりました。秋篠宮皇嗣殿下は、昭和47(1972)年から当時の皇太子同妃両殿下とともに沖縄から来た豆記者と度々にお会いになっていました。平成に入ってからは、当時の皇太子殿下(現 天皇陛下)がお会いになってこられました。御代が替わり令和元(2019)年には、秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下がお会いになりました。令和2(2020)年から令和5(2023)年までは、COVID-19の感染拡大等により、豆記者交歓活動は実施されませんでしたが、今回5年ぶりに活動が再開されたことから、このたび両殿下がお会いになりました。
 ご接見には30名の沖縄豆記者が出席し、冒頭、沖縄豆記者交歓会会長、沖縄豆記者代表者がご接見のお礼を述べ、次に殿下がお言葉を述べられました。その後のご懇談では、今回の東京での取材活動や、沖縄の自然や文化など様々な話題にお話がおよび、終始和やかな雰囲気の中でご懇談が進みました。