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うだつの上がる町並み、美濃和紙あかりアート館、NIPPONIA美濃商家町ご視察(岐阜県美濃市)

令和6年7月17日(水)

 秋篠宮皇嗣妃殿下は、うだつの上がる町並み、美濃和紙あかりアート館、NIPPONIA美濃商家町をご視察されました。その際の写真(全5枚)と説明をご紹介します。

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写真1:秋篠宮皇嗣妃殿下が美濃市のうだつの上がる町並みをご覧になる様子

 美濃市には、江戸時代の姿を残す古い町並みが今もなお残っており、「うだつ」と呼ばれる屋根の両端を高くした防火壁が多く残る町並みは全国的にも珍しく、希少性も高いものです。平成11(1999)年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受け、その後約10年間で、電線類の地中化や、市民による民家の改修事業などにより、文化的風情を感じる江戸時代の和紙問屋を中心とした商家町に生まれ変わりました。
 妃殿下は、美濃市長からご説明を受けられながら、町並みをご覧になりました。

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写真2:秋篠宮皇嗣妃殿下が紙漉きの実演をご覧になる様子(写真提供:岐阜県)

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写真3:秋篠宮皇嗣妃殿下が美濃和紙あかりアート展過去優秀作品展示をご覧になる様子

 「美濃和紙あかりアート館」は、毎年秋に開催される「美濃和紙あかりアート展」の優秀作品を一堂に展示している施設です。建物は昭和16(1941)年に旧美濃町産業会館として建設されたもので、国の登録有形文化財となっています。
 妃殿下は、本美濃和紙についての説明を受けられた後、実際に紙漉きの工程をご覧になりました。また、毎年秋に美濃市で開催される「美濃和紙あかりアート展」の過去の入賞作品についても、一つ一つじっくりとご覧になり、和紙を通してライトの光が温かく、そして柔らかくなることについて、とても感動されたご様子でした。

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写真4:秋篠宮皇嗣妃殿下が美濃和紙の原紙をご覧になる様子

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写真5:秋篠宮皇嗣妃殿下が美濃和紙を使用した製品をご覧になる様子

 「NIPPONIA美濃商家町」は、令和元(2019)年に開業した古民家ホテルです。美濃市が保有する築約100年の紙商の旧邸宅を和紙のショールーム及び宿泊施設としてリノベーションすることで、新たな滞在型、体験型観光の需要を創出しています。
 妃殿下は、施設の説明をお受けになり、本美濃和紙を使用した商品をご覧になりました。