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地域おこし協力隊(熊本県南阿蘇村、新潟県十日町市)ご接見(秋篠宮邸/東京都港区) ※オンライン

令和6年4月17日(水)

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熊本県南阿蘇村と新潟県十日町市の地域おこし協力隊員・隊員OB、
両自治体の首長、担当職員及び総務省地域力創造審議官とご接見

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熊本県南阿蘇村からの説明

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新潟県十日町市からの説明

 秋篠宮皇嗣同妃両殿下は、熊本県南阿蘇村と新潟県十日町市の地域おこし協力隊からお話をお聴きになりました。
 地域おこし協力隊の活動は、平成21(2009)年度に始まりました。隊員は都市から過疎地域などに移住し、地域ブランドや地場産品の開発や販売、農林水産業、住民支援などを行いながら、その地域への定住・定着を図る取組を行っています。隊員の約7割が20歳代か30歳代で、令和4(2022)年度の隊員数は約6,500人、受入自治体数は1,118団体にのぼります。
 南阿蘇村の協力隊からは、震災伝承施設の運営などを通じた熊本地震からの創造的復興支援、移住・定住の促進、有機農業の推進についての説明がありました。また、十日町市の協力隊からは、支援組織「里山プロジェクト」の設立、地域の農業支援、トレイルランニングなどの新たな地域資源の創出について説明がありました。それぞれの隊員から、活動を始めたきっかけ、それぞれの活動にかける想いやこれからの計画についても話がありました。
 その際には、南阿蘇村長・十日町市長からそれぞれの自治体の現況や地域おこし協力隊の状況についても紹介がありました。また、主管官庁である総務省の地域力創造審議官も同席しました。
 両殿下は、協力隊員や隊員OBの一人一人のお話をお聞きになり、大変和やかに懇談され、それぞれの地域に思いをよせられ、その際、隊員からは活動している地域の様子について、両殿下にぜひご覧いただきたい、という話がありました。