社会福祉法人恩賜財団母子愛育会「第56回愛育班員全国大会」ご臨席(明治記念館/東京都港区)
令和6年4月12日(金)

母子愛育会理事長ご挨拶

おことば

総裁表彰授与

受賞者代表謝辞

手記朗読(優秀作『私の生涯の宝物』)

スクリーンで紹介される愛育班の活動内容


特別講演「子どもグリーフケアの活動から見える子どもの心育ち~感じさせていただいた想い」一般社団法人こころスマイルプロジェクト 遠藤 伸一 共同代表
第56回愛育班員全国大会では主催者挨拶と総裁のおことばに続き、愛育班員、育成者、団体が表彰されました。総裁表彰に選ばれた川棚町愛育班連合(長崎県)は、昭和50年に20名の愛育会発足準備委員会が、同年4月に「川棚町母子愛育会」の名称で発足しました。長崎県内唯一の愛育班となる中で、班員による声掛け訪問活動や、子育て支援等の活動に精力的に取り組んでおり、中でも11月に行われる愛育食育フェスティバルは、地元の母親の要望がきっかけで始まるなど、川棚町の子育て世代を積極的にサポートしていることが大きな受賞理由となりました。
また、愛育班員の手記のうち、今年の優秀作である倉敷市愛育委員会連合会(岡山県)の佐藤千津子氏の「わたしの生涯の宝物」が発表され、愛育班の活動を続けてきた自身の経験、学びや経験が自信の原動力となっているとの、活動への想いが伝えられました。更に受賞者が携わる各愛育班の活動内容が、スクリーンで紹介されました。
そして本年の特別講演は「子どもグリーフケアの活動から見える子どもの心育ち~感じさせていただいた想い」です。講師である宮城県石巻市在住の遠藤伸一氏は、自身も東日本大震災で被災し、3人のお子さんを亡くされ、深い悲しみを背負っておりましたが、地域の人々に支えられ、また周囲の方々とつながりながら、被災した子どもたちの心のケアを行う団体を立ち上げ、日々の活動に取り組んでおられる様子を紹介されました。