令和5年度富士スカウト章受章代表スカウトご接見(赤坂東邸/東京都港区)

令和6年3月25日(月)

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水野理事長からのご挨拶

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代表スカウトとのご懇談

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代表スカウトによる決意の言葉

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弥栄三唱

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お言葉

 ボーイスカウト運動は、明治40(1907)年にイギリスで始まった青少年教育運動で、日本には明治41(1908)年に伝わりました。大正11(1922)年に当時の皇太子殿下(後の昭和天皇)のご高配を賜り、同連盟の前身である「少年団日本連盟」が結成され、現在では公益財団法人ボーイスカウト日本連盟となり、2年前には創立100周年を迎えました。
 ボーイスカウトの活動は、年齢層に応じて5つの部門に分かれています。このうち小学6年生から中学3年生までのボーイスカウト及び18歳までのベンチャースカウトの進歩課程を表す6つの賞のうち、各種の課題を習得した最高位の賞が富士スカウト章と呼ばれています。
 富士スカウト章受章代表スカウトのご接見は、昭和58(1983)年に当時の浩宮殿下(現 天皇陛下)がご接見になったことに始まりました。お代替わりに伴い、秋篠宮皇嗣殿下が接見されるようになっていましたが、第39回、第40回はCOVID-19のパンデミックによりオンラインで行われました。昨年の第41回からは、赤坂東邸でご接見になっています。
 ご接見には、47名の代表スカウトが出席し、冒頭、日本連盟理事長がさらなる運動の前進に向けた抱負を述べました。その後、殿下と代表スカウトのご懇談に続き、スカウトから地域や社会の課題に取り組む人物となるとの誓いの言葉、ボーイスカウトの祝声「弥栄(いやさか)」の三唱があり、最後に殿下がお言葉を述べられました。

※皇嗣殿下はボーイスカウト日本連盟のネッカチーフと、同連盟における最高の功労賞である「きじ賞」略章を着用されています。