千葉県赤十字血液センター運転免許センター献血ルームご視察、第59回献血運動推進全国大会発表者とのご懇談(千葉県千葉市)

令和6年3月18日(月)

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千葉県赤十字血液センター運転免許センター献血ルームに到着し、日本赤十字社社長(一番左)や千葉県知事(左から2番目)らのお出迎えを受ける秋篠宮皇嗣妃殿下

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献血ルームにて「第59回献血運動推進全国大会」の体験発表者および誓いのことば発表者とご懇談

 令和5年7月26日(水)、千葉県において「第59回献血運動推進全国大会」(主催:厚生労働省、日本赤十字社、千葉県)が開催され、功労者の表彰等が行われました。秋篠宮皇嗣妃殿下には、COVID-19罹患により同大会へのご臨席が叶わなかったことから、今回改めて、千葉県内の献血関係施設等において、献血が行われている様子や献血の普及啓発活動についてご視察になりました。また、冬場は風邪などにより体調を崩す等の理由で献血者が減少することを案じられ、今回のお成りが献血運動の推進の一助になればと願われておりました。
 千葉県赤十字血液センター運転免許センター献血ルームでは、採血室を訪れ職員から採血について話をお聞きになりました。また、献血を終えられた方に体調の変化と献血への感謝の言葉をおかけになりました。その後、「第59回献血運動推進全国大会」で献血の体験発表および献血の誓いのことばを述べた方から自身の体験や献血の普及啓発活動について話をお聞きになりました。
 また、千葉県赤十字血液センター職員より千葉県における献血活動の説明をお受けになりました。千葉県内では6か所の献血ルームおよび10台の献血バスにより献血者の安定的な確保に努めていること、県内では年間約25万人の献血の申し込み者のうち、約2万人の方は献血の基準を満たてしおらず、その主な理由は「血色素(ヘモグロビン)不足」によるものとのことで、千葉県赤十字血液センターでは和洋女子大学ボランティア部と連携し、貧血改善に役立つレシピ開発を行っていることなどをお聞きになりました。