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カマン・カレホユック遺跡発掘現場ご視察

令和6年12月7日(土)

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残雪の残るカマン・カレホユック遺跡

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遺物を含む地層を熱心にご覧になる

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発掘された地層の状況

 カマン・カレホユック遺跡は、トルコ中部に位置し、オスマン帝国時代から紀元前までさかのぼる遺物が眠る丘状遺跡です。三笠宮崇仁親王殿下のご発意により古代中近東の研究機関として昭和54(1979)年に東京都三鷹市にて開館した中近東文化センターが、昭和60(1985)年からその発掘調査を実施しています。
 両殿下は、大村アナトリア考古学研究所長(公益財団法人中近東文化センター理事長)のご案内でスロープを下りられ、遺物を含む地層を間近でご覧になりました。大村所長からは、この遺跡の4100年から4300年前の層から世界最古の鉄が発掘されたことなど、これまでの通説を覆す大きな発見があったことなどが説明され、両殿下は、地面や地層を丹念に、そして大変興味深そうにご覧になりました。