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トプカプ宮殿ご視察

令和6年12月5日(木)

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メジディエ離宮テラスからボスポラス海峡を遙かにご眺望

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ボスポラス海峡遠景

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宝物館にて「金のゆりかご」をご覧

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宮殿台所で当時使われた陶器などをご覧

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ハレムにて壮麗なタイル壁をご覧

 トプカプ宮殿は、コンスタンティノープルを征服したオスマン帝国ファーティフ・メフメト2世の命により建設が開始され、1467年に完成したオスマン帝国スルタンの居城です。1856年まで歴代スルタンの居城として用いられ、帝国の政治行政の中心でありつづけました。
 両殿下は、トプカプ宮殿ご到着後、トュフェキチュオール大統領府宮殿庁副長官、コジャマン館長のお出迎えを受けられ、同館長のご案内により、ボスポラス海峡を一望できるメジディエ離宮テラスに向かわれました。同テラスでは、ボスポラス海峡からの心地よい海風が吹き抜ける中、欧州とアジアの境界線であるボスポラス海峡の壮大な景観を眺望され、ボスポラス海峡大橋、ユルドゥズ宮殿、ドルマ・バフチェ宮殿について説明を受けられました。
 テラスを後にされた両殿下は、宝物館に移動され、館内に展示されている「金のゆりかご」などをご覧になりました。「金のゆりかご」は、平成19(2007)年に日本でトプカプ宮殿展が開催された際に、悠仁親王殿下ご誕生のお祝いとしてトルコ政府から貸し出され展示されたことのある、トプカプ宮殿に伝わる宝物のひとつです。
 宝物館をご覧になった両殿下は、引き続き、宮殿台所で当時使われた陶器などをご覧になり、その後、スルタンとその家族の居所であるハレムをご覧になりました。ハレムでは、花やフルーツなど様々なものが描かれた壮麗なタイル壁などを、大変ご興味深くご覧になりました。