コサギ(サギ科)
写真 |
説明 |

 |
- ○希少性
- 東京都(区部):絶滅危惧2類
- ○大きさ、形態、鳴き声
- 全長:61cm、翼開長:98cm
- 全体が白色のサギです。くちばしが黒色で、足は黒色で指が黄色です。夏羽では頭に長い飾り羽、背に巻き上がった飾り羽を持ちます。グァァとか、グェーなどと鳴きます。
- ○生態特性
- 水田、川、湖沼畔、沼地、干潟などの水辺に広く生息します。採餌方法は変化に富み、岸辺に待ち伏せしたり、水中を歩き回ったり、魚群のいる浅瀬で走り回ったりして、魚などをくちばしで挟みとって捕らえます。雑木林などにサギ山と呼ばれる混合コロニーを作り、集団で繁殖します。
- ○観察時期・難易度
- 濠に通年生息しますが、個体数は少ないです。
- ○観察のポイント
- 場所:二の丸池、周辺の各濠
- 皇居周辺では繁殖していませんが、東御苑では、各濠や石垣の隙間などで採餌行動が観察できます。
コサギを観察できる地域(PDF形式:733KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
|
参考資料:鳥630図鑑((財)日本鳥類保護連盟)、東京都レッドリスト鳥類2010年版
写真:宮内庁