キジバト(ハト科)
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- ○大きさ、形態、鳴き声
- 全長:33cm、翼開長:55cm
- 全体が赤紫色がかった灰褐色。背と翼にはうろこ模様があります。首に濃青色と白色の横じま模様があります。テテッポーポーと低い声で繰り返して鳴きます。
- ○生態特性
- 低地から山地の明るい林、集落付近や市街地に多くの個体が生息します。全国各地で広く繁殖します。林床、草地、農耕地などの地上を歩きながら採餌し、主に草や木の実を食べます。樹上で木の実を食べることも多いです。枝の上に、皿状の粗雑な巣を作ります。
- ○観察時期・難易度
- 通年、容易に観察できます。
- ○観察のポイント
- 場所:東御苑内全域
- 東御苑では、樹林内の林床や砂利上で採餌をしている姿が観察できます。ガサゴソという音を立てながら林床で落葉をひっくり返して餌を探しています。木の枝で作った粗雑な巣を作り、繁殖しています。
キジバトを観察できる地域(PDF形式:1,484KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
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参考資料:鳥630図鑑((財)日本鳥類保護連盟)、東京都レッドリスト鳥類2010年版
写真:宮内庁