ヒヨドリ(ヒヨドリ科)
写真 |
説明 |

 |
- ○大きさ、形態、鳴き声
- 全長:28cm、翼開長:40cm
- 全体が暗い青灰色で、背、翼の上面、尾などは黒っぽい色をしています。下面はやや淡色で、灰褐色と白色の小斑が散らばっています。また、ほお、耳羽は褐色、くちばし、足は灰黒色です。ピイッ ピイッ ピイーヨ ピイーヨ ピーイピーヨ ピークリリ ピーチュルリなどと鳴きます。
- ○生態特性
- 平地の都市部から山地の森林まで、樹木のある環境ならいたる所に生息しています。全国で広く繁殖し個体数が多いです。留鳥ですが、10月になると北から渡来した個体数が一気に増えます。大きな波形を描いて飛びます。繁殖期には大型の昆虫を好んで捕らえますが、秋冬の主な餌は果実や木草の実になります。
- ○観察時期・難易度
- 秋・冬季には容易に観察できます。
- ○観察のポイント
- 場所:東御苑内全域
- 東御苑では繁殖しており、夏には羽毛が生え揃っていない幼鳥を連れた家族群が観察できます。ツバキやサザンカ等で吸蜜し、花粉で頭や嘴を黄色くした姿が観察できます。
ヒヨドリを観察できる地域(PDF形式:1,484KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
|
参考資料:鳥630図鑑((財)日本鳥類保護連盟)、東京都レッドリスト鳥類2010年版
写真:宮内庁