正倉は,奈良時代の創建以来,建物の維持のため,何度も修理が行われています。
直近では,大正2年に解体修理が行われ,解体前の写真からも正倉の傷みをうかがうことができ,波打つ屋根を支えるための支柱が設置されて,本来の姿ではない異様な建物の様子が見受けられます。
この修理に際しては,敷地内に仮庫を建設し,宝物を移した上で解体修理が行われていますが,大正2年の3月に起工され,同年の12月に竣工しています。
改修前東面全景 |
改修前西面状況 |
周囲足場設置 |
屋根瓦葺撤去 |
小屋組解体 |
校木解体 |
束柱解体 |
束柱底面修理 |
校木組立 |
小屋組組立 |
垂木組立 |
野地板張り |
屋根瓦葺 |
改修後全景 |