ヤマトシジミ(シジミチョウ科)
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- ○大きさ、形態
- 前翅長:11~14mm
- 小型。オスは翅の表面が青紫色ですが、メスは暗褐色です。
- ○生態特性
- 生息地は広く、市街地でも食草のカタバミさえあればほぼ分布しています。日中、低い位置を飛翔し、キツネノマゴ、カタバミ、シロツメクサなど各種の花を訪れます。
- ○観察時期・難易度
- 夏から秋にかけて花の周辺や樹林、芝地で容易に観察できます。
- ○観察のポイント
- 場所:二の丸雑木林、本丸芝生地、野草の島など
- 東御苑では、夏から秋にかけて本丸・二の丸の樹林の林縁や芝地の上空で、飛翔したり休息したりする姿が観察できます。また夏には林縁のカタバミの蜜を吸ったり産卵しているのが見られ、秋にはカタバミのほかオミナエシの蜜を吸っている姿が観察できます。
ヤマトシジミを観察できる地域(PDF形式:283KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
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参考資料:里山の昆虫ハンドブック(NHK出版)、フィールドガイド日本のチョウ((株)誠文堂新光社)、新版東京都の蝶((株)けやき出版)
写真:宮内庁