昆虫の写真・観察地域

ウラギンシジミ(ウラギンシジミチョウ科)

写真 説明
ウラギンシジミ
分布図
○大きさ、形態
前翅長:20~22mm
小型。翅の裏面は白銀の無地、表面は黒褐色地でオスは赤、メスでは白の斑紋があります。
○生態特性
成虫は越冬するため、晩秋には常緑樹の葉裏で越冬態勢に入る個体を見つけられます。吸水時には翅を閉じているので、種名の由来となった「裏銀」がよく分かります。
○観察時期・難易度
夏から冬にかけて樹林で時々観察できます。
○観察のポイント
場所:二の丸雑木林、桜の島、野草の島など
東御苑では、秋に本丸・二の丸の樹林内で飛翔している姿が見られます。また冬にはツバキの葉裏等で越冬している成虫が観察できます。

参考資料:里山の昆虫ハンドブック(NHK出版)、フィールドガイド日本のチョウ((株)誠文堂新光社)、新版東京都の蝶((株)けやき出版)

写真:宮内庁

閉じる