ツクツクボウシ(セミ科)
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- ○大きさ、形態、鳴き声
- 体長:29~30mm
- 「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ、・・・・・・、ツクリョーシ、ツクリョーシ」と鳴きます。鳴き声を擬音化しやすいことから効果音にもよく使われます。
- ○生態特性
- 8月に入ると数が増えます。特に夕方になると盛んに鳴きます。都市部の公園にも多いですが、北日本では分布が局地的となります。
- ○観察時期・難易度
- 夏から秋に樹林で観察できます。
- ○観察のポイント
- 場所:二の丸雑木林、野草の島、桜の島など
- 東御苑では、7月下旬頃~9月に本丸・二の丸の樹林で鳴き声が確認できます。東御苑のセミの中では、最も遅く、秋まで鳴いています。
ツクツクボウシを観察できる地域(PDF形式:220KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
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参考資料:里山の昆虫ハンドブック(NHK出版)、原色日本昆虫図鑑(下)((株)保育社)
写真:宮内庁