サトキマダラヒカゲ(ジャノメチョウ科)
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- ○大きさ、形態
- 前翅長:30~38mm
- 中型。翅の表面は茶褐色の地色で、基部から中央の翅脈上に葉線があります。裏面は黄白色から黄褐色の地色に複雑な紋様があります。
- ○生態特性
- 平地から丘陵地に生息しますが、雑木林のほか、都市部の公園でも見られます。日中、樹林周囲を活発に飛翔し、クヌギやコナラなどの樹液に好んで集まります。夕方の日没時に特に活動が活発になります。
- ○観察時期・難易度
- 夏に樹林で観察できます。
- ○観察のポイント
- 場所:二の丸雑木林、桜の島、野草の島など
- 東御苑では、夏に二の丸の樹林内で飛翔したり休憩したりする姿が観察できます。
サトキマダラヒカゲを観察できる地域(PDF形式:220KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
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参考資料:里山の昆虫ハンドブック(NHK出版)、フィールドガイド日本のチョウ((株)誠文堂新光社)、新版東京都の蝶((株)けやき出版)
写真:宮内庁