ルリタテハ(タテハチョウ科)
写真 |
説明 |

 |
- ○大きさ、形態
- 前翅長:30~40mm
- 中型。翅の表面は外中央部に青色の帯があり、全体もわずかに瑠璃色を帯びます。裏面には、褐色を基調とした模様があり、夏型は明るく、秋型では黒みが強いです。
- ○生態特性
- 日中、敏速に飛翔し、クヌギやコナラなどの樹液や腐果などに好んで集まります。成虫で越冬するので、熟したカキの実や春の日溜まりでも見かけます。
- ○観察時期・難易度
- 夏に樹林で時々観察できます。
- ○観察のポイント
- 場所:二の丸雑木林、野草の島、桜の島など
- 東御苑では、夏に本丸・二の丸の樹林で飛翔したり休息したりする姿が観察できます。また、二の丸雑木林内のクヌギやコナラなどの樹液に集まるところを観察できます。
ルリタテハを観察できる地域(PDF形式:219KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
|
参考資料:里山の昆虫ハンドブック(NHK出版)、フィールドガイド日本のチョウ((株)誠文堂新光社)
写真:宮内庁