ムラサキシジミ(シジミチョウ科)
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- ○大きさ、形態
- 前翅長:15~20mm
- 小型。翅の表面は紫青色で、黒い縁取りがあります。裏面は濃褐色で斑紋は明瞭~不明瞭です。翅表の紫色が太陽光線に映えます。
- ○生態特性
- 平地から山地の照葉樹林や落葉樹林。暖地性のため、照葉樹林が中心ですが、夏季にはやや山地でも見られます。日中はやや不活発で、夕方、樹冠部や林縁部などを活発に飛翔します。
- ○観察時期・難易度
- 夏から秋に樹林で時々観察できます。
- ○観察のポイント
- 場所:二の丸雑木林、桜の島、野草の島など
- 東御苑では、夏から秋にかけて、本丸・二の丸の常緑樹林の林内で飛翔していたり休息していたりする姿が観察できます。
ムラサキシジミを観察できる地域(PDF形式:220KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
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参考資料:里山の昆虫ハンドブック(NHK出版)、フィールドガイド日本のチョウ((株)誠文堂新光社)、新版東京都の蝶((株)けやき出版)
写真:宮内庁