ヒメウラナミジャノメ(ジャノメチョウ科)
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- ○大きさ、形態
- 前翅長:16~20mm
- 小型。翅の表面は濃褐色で前翅に1つ、後翅に通常2つ程度の眼状紋があります。裏面は白色の波状模様が目立ち、前翅に1つ、後翅には5つ(2つ+3つ)の眼状紋があります。
- ○生態特性
- 日中、草地上を跳ねるように飛び、葉の上によく止まり、翅をリズミカルに開閉させます。本来はイネ科植物が一面に生えている広い河原のような所が主な生活の場で、発生期には無数の個体が集まっていることがあります。
- ○観察時期・難易度
- 夏から秋に樹林で観察できます。
- ○観察のポイント
- 場所:二の丸雑木林、桜の島、野草の島など
- 東御苑では、夏から秋にかけて本丸・二の丸の樹林内で飛翔したり休息したりする姿が観察できます。
ヒメウラナミジャノメを観察できる地域(PDF形式:221KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
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参考資料:里山の昆虫ハンドブック(NHK出版)、フィールドガイド日本のチョウ((株)誠文堂新光社)、新版東京都の蝶((株)けやき出版)
写真:宮内庁