チャバネセセリ(セセリチョウ科)
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- ○大きさ、形態
- 前翅長:13~21mm
- 小型。翅の表面の地色は茶褐色。裏面は黄褐色で裏後翅の白斑が消えそうなくらい小さく、緩やかに円形にカーブしています。
- ○生態特性
- 日中、敏速に飛翔し、各種の花に訪れます。各地で普通に見られますが、個体数はイチモンジセセリほど多くありません。
- ○観察時期・難易度
- 夏から秋に花の周辺や樹林で時々観察できます。
- ○観察のポイント
- 場所:二の丸雑木林、本丸芝生地、野草の島など
- 東御苑では、夏に本丸・二の丸の常緑樹林の林縁で飛翔している姿が観察できます。また秋にはハナゾノツクバネウツギやツワブキの花にとまって蜜を吸っている姿が観察できます。
チャバネセセリを観察できる地域(PDF形式:282KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
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参考資料:里山の昆虫ハンドブック(NHK出版)、フィールドガイド日本のチョウ((株)誠文堂新光社)、新版東京都の蝶((株)けやき出版)
写真:宮内庁