昆虫の写真・観察地域

アゲハ(アゲハチョウ科)

写真 説明
アゲハ
分布図
○大きさ、形態
前翅長:40~60mm
大型。翅の表面は黄白色~白色で、翅脈に沿って黒色の模様が見られます。
○生態特性
春から秋に出現し、日当たりのよい林縁や低木の周辺を好んで飛翔し、種々の花を吸蜜します。人家の庭や軒先に植えられたミカン類やサンショウを食べて育つため、都市密集市街地にも広く生息し、馴染み深いチョウです。
○観察時期・難易度
夏から秋に花の周辺や樹林、芝地で観察できます。
○観察のポイント
場所:二の丸雑木林、本丸芝生地、野草の島など
東御苑では、夏から秋にかけて本丸・二の丸の樹林の林縁や本丸の芝地の上空で飛翔が見られます。またハナゾノツクバネウツギやオミナエシの花にとまって蜜を吸っている姿が観察できます。

参考資料:里山の昆虫ハンドブック(NHK出版)、フィールドガイド日本のチョウ((株)誠文堂新光社)、新版東京都の蝶((株)けやき出版)

写真:宮内庁

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