アブラゼミ(セミ科)
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- ○大きさ、形態、鳴き声
- 体長:36~38mm
- 油でものを揚げるような声で「ジ、ジ、ジ・・・・・・」とやかましく鳴きますが、その発音活動には2つの山があり、午前中ひとしきり鳴いたあと日中はほとんど鳴かず、午後3時ごろから夕方まで再び鳴きます。
- ○生態特性
- 7月~9月に出現しますが、7月下旬~8月中旬ころが最も多いです。
- ○観察時期・難易度
- 夏に樹林で容易に観察できます。
- ○観察のポイント
- 場所:二の丸雑木林、桜の島、野草の島など
- 東御苑では、7月下旬~9月に本丸・二の丸の樹林で鳴き声が確認できます。8月のピーク時における二の丸雑木林でのセミ時雨はすさまじい程です。
アブラゼミを観察できる地域(PDF形式:236KB)1ページ(別ウインドウで開きます)
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参考資料:里山の昆虫ハンドブック(NHK出版)、原色日本昆虫図鑑(下)((株)保育社)
写真:宮内庁