崇仁親王妃百合子殿下百寿に際してのご感想

崇仁親王妃百合子殿下は、百寿のお誕生日を迎えられるに当たって、次のようなお気持ちを述べられました。

「18歳で宮家に上がってから既に80年以上という長い歳月が過ぎ、この度100歳の節目を迎えることができました。

結婚後は、私自身の皇族としての公務を果たしながら、宮様をお支え申し上げる日々を送っておりました。こうした中でも家族の思い出となる記録を残したいと思い、家族一人一人の歩みが分かるように写真アルバムを作成したり、5人の子供たちの育児日誌をつけたりと、時間に追われながらも充実した毎日を過ごしておりました。

私が子育てをしておりました時期は、日本社会全体がまだまだ大変な時期でございましたから、いつも宮様お始め多くの方々が私を支えてくださいましたことを、深い感謝の念を抱きつつ思い起こしております。

現在は、孫や曾孫の成長をとても楽しみとしております。これからも人々の幸せを祈念しつつ、日々を過ごしてまいりたいと存じます。」