お茶の水女子大学附属中学校ご卒業に当たり秋篠宮皇嗣同妃両殿下,悠仁親王殿下のご感想

令和4年3月17日
宮内庁皇嗣職

(秋篠宮皇嗣同妃両殿下)

本日,私たちの長男の悠仁は,お茶の水女子大学附属中学校を卒業する日を迎えました。

中学校へ入学後,1年生の3学期の後半から,COVID-19の感染が拡がってきたため,学校は大変困難な状況が続きました。そのような中,教職員の方々には,生徒たちが希望をもって学び続けられるように,3年間を通じて支えてくださいました。長男が級友と共に様々な貴重な経験をすることができましたことを,大変ありがたく思っております。

長男は,幼稚園入園から中学校卒業までの12年間,お茶の水女子大学のキャンパスで多くのことを学び,成長し,心豊かに過ごすことができました。このことは,お茶の水女子大学と同大学附属学校園がそれぞれの段階で,園児や児童・生徒一人ひとりの個性を見ながら導いて下さったこと,そして多くの友人に恵まれたことによるものだと思います。長い期間にわたり,携わってくださった方々に深く感謝の意を表します。


(悠仁親王殿下)

お茶の水女子大学附属中学校では,同級生と一緒に様々なことを学び,楽しく充実した時間を過ごすことができました。COVID-19の流行があり,休校になった時期もありましたが,その後の学校では,感染症対策のため制約がある中で,学習や課題に取り組み,自分たちで考え工夫して,できることをしていく貴重な経験もしました。

この3年間,先生方がいろいろなことを教えてくださり,そして同級生とともに学び,心に残る思い出を作ることができたことに,感謝しています。



以上がご卒業に当たっての秋篠宮皇嗣同妃両殿下,悠仁親王殿下のご感想ですが,昨日の地震についての秋篠宮皇嗣同妃両殿下のお気持ちは,次のとおりです。


昨晩,福島県沖を震源とするマグニチュード7.4,最大震度6強の地震が起こりました。

この地震により様々な形で被害を受けた方々がおられ,ここにお見舞い申し上げます。

また,今後の余震の可能性についても気にかかっております。