令和5年度こども霞が関見学デー(実施報告)

令和5年8月7日
宮内庁総務課広報室

宮内庁では、8月2日(水)、3日(木)に令和5年度「こども霞が関見学デー」を開催しました。

※22日(火)はオンラインで実施し、遠方の子供たちにもご参加いただく予定です(今年の募集は終了しました。)。

宮内庁は来年度に行われる、こども霞が関見学デーにも参加予定ですので、皆様の応募をお待ちしております(内容は変わることがあります。)。


〇令和5年度テーマ:「皇室・宮内庁を知ろう!」
〇参加者:小学生及び中学生とその保護者
8月2日(水)14組 36名
8月3日(木)14組 34名
〇内容:皇室のご活動の紹介や皇居内の施設見学
※見学コース(バスで移動)
 窓明館(受付)~楽部~宮殿中庭~正門鉄橋(二重橋)~主馬班しゅめはん(馬車庫)~窓明館

〇見学の様子:8月2日(水)
13:30 窓明館(受付・説明)
矢印 窓明館1 窓明館2
宮内庁職員から、天皇陛下のご公務や、宮内庁の仕事について説明した後、日本の伝統文化である打毬だきゅうについての映像を視聴していただきました。【打毬について】 35℃を超える気温だったため、熱中症対策について注意事項を確認し、しっかり対策をした上で見学に向かいました。
14:00 楽部
矢印 楽部1 楽部2
楽師がしょう篳篥ひちりき、笛の雅楽器で演奏を披露しました。 「演奏の息が合っていて素晴らしかったです。日本の伝統文化を受け継ぐことも、宮内庁の仕事なんですね。初めて知りました。」と保護者の方から感想をいただきました。 【雅楽について】 楽師が大太鼓だだいこを打つと、「わぁ!」という歓声が上がりました。子供たちからは「珍しい楽器がたくさん見られて良かった。」「初めて聞いた音で驚いた。」という感想があり、楽器に興味を持った様子でした。
14:35 宮殿中庭ちゅうてい南庭なんてい(※宮殿東庭とうていは一般参賀、一般参観で公開していますが、宮殿中庭・南庭は公開していません。)
矢印 宮殿1 宮殿2
宮殿中庭で、職員から、宮殿で行われる行事などについてパネルを用いて説明しました。「広くてきれいだね。」「天皇陛下はここでお仕事しているの?」など親子で会話する様子が見られました。 南庭に移動。「一般参観で見ることができない宮殿中庭・南庭の見学を楽しみにしてきました。貴重な体験をさせてもらいました。」と保護者の方にも喜んでいただけました。
14:50 正門鉄橋(二重橋)
矢印 二重橋1 二重橋2
二重橋から見える丸の内のビル街を、親子で楽しそうに撮影されていました。 自由に撮影ポイントを探していただきました。橋からおほりの水面までは何メートルですか?などの質問がありました(水面まで13メートルあります。)。
15:05 主馬班しゅめはん(馬車見学)主馬班(打毬用具見学)
矢印 馬車見学 打毬用具見学
間近で見る馬車の美しさや、大きな車輪に驚きの声が上がりました。馬車見学では職員からクイズが数問出されました。指を指しながら楽しそうに参加されていました。 打毬だきゅうの用具を見学した後、実際に体験していただきました。たまを、先に網のついた棒ですくうように取ります。子供たちは少しの練習でコツをつかみ、上手に毬を取れるようになりました。
主馬班(厩舎見学)
矢印 厩舎見学1 厩舎見学2
皇居の中で数十頭の馬が飼育されていること、馬の毛並みの美しさに驚いていました。 熱心に観察する兄妹。
厩舎見学3 厩舎見学4
職員から馬のお世話の方法について聞き、クイズを楽しんだ後、馬のえさ用のにんじんが配られました。 えさを差し出す様子。子供たちからは「楽しかった。」「馬の優しい目が可愛かった。」「えさをやる時ちょっと怖かった。」など様々な感想が聞かれました。
15:50 見学終了(窓明館)
見学終了 見学終了後、質疑応答の時間をもちました。 子供たちから、「お仕事のやりがいは何ですか。」「皇室の方々と接する時、緊張しますか。」などの鋭い質問や、「将来宮内庁に入りたいのですが、どうしたら良いですか。」という質問もいただきました。

保護者の方からは、「子供に自分の目で見せることができて良かった。」「丁寧に説明していただき、充実した内容でした。私も楽しめました。」とのご感想をいただきました。


【こども霞が関見学デー】

霞が関に所在する文部科学省をはじめ、各府省庁等が連携し、所管の業務説明や関連業務の展示等を行うことにより、夏休み期間中に子供たちに広く社会を知ってもらうこと、政府の施策に対する理解を深めてもらうこと、活動参加を通じて親子の触れ合いを深めてもらうことを目的とした取組です。



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