古式馬術
古式馬術には、打毬や母衣引があるよ
打毬は、馬にのったまま毬をゴールに入れる、昔のスポーツだよ。今から約1200年前に中国から日本に伝わったと言われているよ。最初は、奈良時代や平安時代の宮中行事として行われていて、特に5月の「端午の節句」の時によく行われていたんだ。その後、江戸時代になると、将軍の徳川吉宗が武士の練習に使うようにすすめて、とても人気になったんだ。今でも、宮内庁では昔のルールを守って打毬が続けられているんだ。
母衣は、戦場で矢を防ぐための布として使われたもので、かつての武士の防具のひとつだったよ。
やがて戦のない江戸時代中頃になると、母衣は美しさや伝統をあらわす馬術として使われるようになったんだ。
今は、宮内庁主馬班がこの伝統を守り、当時の形を再現して続けているよ。
打毬で使う毬は、平毬と揚毬の2種類があるよ。決勝のための揚毬には十文字がつけられているよ。
母衣の色は2種類あるよ。緑と白の縞模様は「春」を、赤と白の縞模様は「秋」を表現しているよ。